京都祇園祭り発祥の地で異色の神事|三条会商店街も全面的にバックアップ♪
━━━平成27年4月19日(日)八坂神社・又旅社にて
こんな神事見たことない!(笑)
祇園祭り発祥の地として知られ、古くから地元民や商店主から敬われている八坂神社の境外末社『又旅社」春の珍事です。
蘇民将来を祈願した『春季祭』は八坂神社の年中行事となっており、各界の重鎮のご来賓方が一堂に会し、毎年4月に取り行われます。
蘇民将来祈願祭のゆかりを物凄く簡潔に説明すると、神話に登場する「牛頭天王(素戔男尊)」が旅の途中で出会った「蘇民」という貧乏な一人の人間から受けた親切の見返りにその蘇民の子孫は生涯生活に困ることなく代々栄えるよう施しのお返しをしたという民話です。(かなり端折ってありますので、ご興味のある方は、こちらのサイトに分かりやすく掲載されております。)
蘇民将来祈願祭はそれに肖って、昔からこの地で延々と受け継がれている由緒のある春の神事です。
今年の神事では、京都平安女学院の高等部・中等部のコーラス部とハンドベル部の生徒さんによる奉納演奏がありました。
既にご存知だと思いますが、京都の平安女学院と云えば、言わずと知れたキリスト教の教えに基づいた教育方針で有名な私学校であり、八坂神社の年中行事にもなっているこの神事でのコラボレーションは、正に異色の組み合わせでした。
また本年は例年に増して参列者も多かったようです。因みに秋には『秋季祭』もありますので、今回お越し頂けなかった方々も次の秋には是非足を運んでみては如何ですか?
・・・最後にこれは余談になりますが、考えようによれば八坂神社や祇園祭りの起源は古代イスラエルとも深く関係していると云われており、平安女学院との今回のこの合同神事は、ひょっとしたら実はある意味必然だったのかもしれません。
このお話は実は不詳の筆者の私的にはかなり面白いジャンルですので、皆様にも楽しんでもらえるかもしれませんので、機会があればコラムの方でそのうちに書きたいと思っております。(笑)
▲これが噂の「この日のここでしか入手出来ない」たいそうご利益があると云われている有難い木のお札。裏にはちゃんと「蘇民将来の孫也」と記されております。関係者の私も頂いてしまいました。神話好きな私にしてみれば、実はかなり嬉しかったりします。(笑)
スサノヲ神のご加護がありますように・・・