京都三条会商店街

馬場商店 × 越前屋俵太氏の発想。謎の限定企画『うな俵』

うな俵|馬場商店の限定イベント|越前屋俵太

皆様お久しぶりです。
ここ数日の猛暑ですっかり頭の中までやられてしましそうな、不肖のサイト管理人です。

真夏の三条会は、7月の七夕夜市に始まり、祇園祭・還幸祭に、先日は屋台村で大変賑わいました。
年々、三条会イベントも人気が高まり、関係者一同大変喜んでおります。

さて、折角これだけ広範囲に渡って認知度も高くなって来た三条会商店街ですから、イベントを遂行している本来の意義を決して忘れてはいけないということこそが大切なのであります。
200近い軒数がひしめいている訳で、やはり普段からそれぞれのお店に沢山のお客様に足を運んで頂きたいものです。

さて、そんな中、最近ちょっと面白い話を耳にしましたので、今からフライングして書いてしまいますね。ww

去年の100周年記念事業の際に仕事でお世話になった書動家・俵越山こと越前屋俵太さんと別件でお話ししておりましたところ、

俵太氏:『河○くん、今度な、ばんちゃんとこの店先で焼きたての鰻を食べさせて貰えることになってん!』

とおっしゃる俵太さん。

え?ばんちゃんとこの店先で?

思わず聞き返してしまいました。

因みに”ばんちゃん”いうのは、三条会商店街で鰻の蒲焼きの販売店として107年の歴史がある老舗、【馬場商店】の若大将のことです。

馬場商店自慢の鰻弁当

▲写真は馬場商店が販売している鰻弁当。柔らかい鰻とお店自慢のタレが最高。

しかし、馬場商店は販売専門の所謂、鮮魚店の形態に近い、あくまで鰻販売の専門店。

私:『俵太さん、それはアリなんですか?・・・っていうか、食べさせてもらうにしても狭いし、さすがに営業時間は無理ですよね?』

俵太氏:『勿論勿論。夜に夜会みたいな感じでな、会費制の限定でやるねん。こっそりと。(笑)』

私『そりゃあ、確かに面白いですね。というより、考えようによっちゃ、かなり贅沢な企画ですね。』

俵太氏:『そやねん!!河○くん!!これが本当の贅沢やねん!!普通ではありえへんやろ?販売専門店の店先で、店主にお任せでおもてなししてもらえるねんで♪こりゃあ、たまらんなぁ。お金で買えない価値あるよね!これがほんとのプライスレス!』

・・・ということらしいんです。(笑)

がしかし、確かに俵太さんのおっしゃることは分かる気がします。というのも、その馬場商店の若大将とは、私も公私ともに付き合いがあり、予てからそれとなく彼が言っていた言葉を思い出したからです。

ばんちゃん:『鰻はすっかり贅沢品になってしまってるし、僕らみたいなまともにやってる鰻屋ほどほんまに最近大変なんやけどさ。けど、スーパーとかコンビニとかで売ってるあんなサ○みたいなエ○ウナギと一緒にされるのも癪やし、がんばるで!ちゃんとした鰻は、こうやってこうやって(←長いので内容省略ww)食べたら最高に上手いんやで!鰻のことは僕らが一番知ってるから、世間の人にはほんとはそういうの食べてもらいたいわ。」

・・・なるほど。二人の思惑が一致した訳なんですね。(笑)

という訳で、俵太さん曰く、これはリアル現場空間シリーズの第一弾と命名したらしく・・・。(^^;)

今回は馬場商店で、この『うな俵』なる贅沢この上ない酒会をやるそうです。・・・酒まで持ち込むんかい!!(笑)

馬場商店としても、予め決まってる人数分しか用意できないでしょうが、商店街的には、大仕掛けなイベント類だけではなく、こういった個店でしか出来ない独自の取り組みは面白いですね。

unadawara_1

▲写真は馬場商店が107年間代々継ぎ足してきた特製のタレ。このタレだけご飯にかけて食べるという人も沢山。

しかしまぁ、本気で鰻屋をやっている鰻販売の専門店がその場で焼いてごちそうしてくれるお品の数々は、さぞかし美味いんでしょうね。

僕も行ってみようかなぁ・・・。

というか、どうやって参加出来るのとか、肝心な部分を聞くの忘れてしまいました。(^^;)

お店や過去の記事を検索

    過去の三条会ニュース

\ 最新チラシ(クリックで拡大)