京都三条会商店街

百五十年間守り続けた、誰もが唸る”出し巻き”の味は健在♪

創業年は新撰組結成と同じ文久3年|杉市仕出し店|三条会商店街

新撰組創設時と時を同じくしてスタートした京都でも老舗中の老舗

━━━地元では知らない人はいない老舗仕出し屋の名店♪

京都三条会商店街|杉市仕出し店の出し巻き 『杉市仕出し店』。京都三条会商店街のお店の中でも5本の指に入る老舗中の老舗の名店が三条大宮公園より少し東に行った所にあります。現在店を切り盛りしておられる大将は、創業より五代目の杉山順一(55)さん。 この杉市仕出し店は、創業が何と文久三年なのだそうで、創業年はちょうどかの有名な新撰組と同じなんですね。今年の平成26年は創業151年目にあたるそうです。因みに150を5で割るとちょうど30。なのでその計算でいくと、五代目店主の杉山さん曰く、歴代の店主はみな早死にするらしいです。(笑)※笑ってはいけませんねw

━━━杉市仕出し店の出し巻きには150年の歴史がしみ込んでます

さて、ここの仕出し店にはあまりにも有名な名物があります。地元の方も口を揃えて言われます。 「ここの出し巻き食べたら、他は食べられへんわ。」・・・・と。

京都三条会商店街|杉市仕出し店の出し巻き ・・・『出し巻き』。日本人なら世代は関係なく、必ず口にする定番中の定番のお惣菜メニューですね。しかし、家庭料理として作ろうと思ったら、以外にかなり難しい。都道府県によっても味付け具合も多少違うでしょうし、何より手間がかかる。だから恐らく主婦の方々はスーパーなので手ごろなものを買われるケースが多いでしょう。 そういった方は、時々お正月の御節料理やちょっとしたお祝い時に出てくる出し巻きを食べたときに、「あ、美味いな。」と感じられてるんじゃないでしょうか? その『ちょっとしたとき』に食べる出し巻きの味を思い出してみて下さい。そしてそのイメージで杉市仕出し店の出し巻きを食べたとき、そのイメージを遥かに上回る出汁の味加減と柔らかい舌触りに、皆さんは理屈抜きにきっとこう唸るでしょう・・・「この出し巻き、うまっっっ!!」と・・・・・。

━━━杉市仕出し店の『地元都市伝説」。京都三条会商店街|杉市仕出し店の看板

最後に地元の都市伝説を。京都三条会商店街は、市内でもちょうど真ん中に位置する中京区というロケーション的にも正に京都市の中心部にあります。この商店街の直ぐ近くにはあまりにも有名な観光スポット二条城がありますが、実はもう一つ、地元でも有名な『壬生寺』という古刹があるのですが、古くからこの界隈でお住まいの地元の方の話によると、その昔、新撰組の面々が壬生寺で剣術修行に励んでいたときから、近所に住む当時の子ども達が、創業当初から人気だったこの杉市仕出し店の出し巻きを家のお遣いがてら買いに行き、その足でチャンバラごっこをしに壬生寺に通っていた際、その出し巻きをめぐって新撰組と一緒なってよく取り合いになったんだとか・・・ww

京都三条会商店街|杉市仕出し店の店主と奥様

最後の4枚目の写真は、商店街一の男前オーナーと名高い五代目店主の杉山順一さんと美人奥様。老舗仕出し屋さんというだけあり、仕出し料理は勿論、職人として腕を揮って作り出す京料理も評判です。各種宴会、法要時などで地元では大変重宝されている名仕出し店なので、京都市内、特に近隣にお住まいで、まだ「杉市仕出し店」を利用したことのない方は、お奨めです。 勿論、150年の歴史が染み込んだ、この『出し巻き』も八寸の中に入っていると思いますよ♪

※→杉市仕出し店の詳細ページへ
※この記事は当ウェブサイトにリニューアルされる以前の公式サイト上で平成26年9月に作成されたものに若干加筆したものです。

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