京都で由緒のある三条会商店街の夏の風物詩、「祇園祭・還幸祭」
日時 | 毎年7月24日 午後5時頃~ |
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見物可能場所 | 三条会商店街内三条通り全域 |
概要 | ・四条御旅所に滞在していた神様が八坂神社に還る神事です。 ・17時頃から三基の神輿が出発し、それぞれ所定のコースを経て、神泉苑の南にある三条又旅社(さんじょうまたたびしゃ)で神饌(しんせん)を供える「奉饌祭(ほうせんさい)」をとり行った後、八坂神社へと戻ります。因みに、三条会商店街から見物出来るのは、中御座(三若神輿会)のスサノヲノミコトを奉った六角形の神輿です。とても格式高いものです。 ・24時頃からは境内で厳かに「御神霊遷し(みたまうつし)」が行われ、神輿にのせられた御祭神が本殿に戻されます。 |
四条通り、河原町通りを優雅に通る山鉾巡行が有名ですが、この還幸祭は、観光者向けにアレンジされた要素は全くなく、古の昔から延々と受け継がれてきた、本来の意味での「元祖祇園祭」と言っても過言ではありません。
荒々しさと厳格さを兼ねそろえたこの日のこの地域でしか見る事の出来ない、非常に貴重なお祭りです。
他府県の方も本来の祇園祭の姿を一度ご覧下さい。一見の価値はあると思います。